富豪刑事 Balankce:UNLIMITED

Special

各話解説 check-3

  • 本編では触れられていませんでしたが、加藤が神戸家に挨拶に伺った経緯があれば是非お伺いしたいです。 また、香港でのエピソードがとても気になるのですが、どこかで少しでも描かれる機会はありますでしょうか?

    本編では触れられていませんでしたが、
    加藤が神戸家に挨拶に伺った経緯があれば是非お伺いしたいです。
    また、香港でのエピソードがとても気になるのですが、
    どこかで少しでも描かれる機会はありますでしょうか?

    まず、加藤が神戸家に行った経緯について。
    第二話で加藤が神戸家に迷い込んだ時のことを鈴江から聞いた喜久子(大助の祖母)が、孫である大助が職場でどのようにしているのか知りたくなり、加藤を呼んで話す機会を設けた、という流れです。
    香港でいったい何があったか、お土産の月餅を買うまでにどんなすったもんだがあったのかは、現在、Blu-ray&DVD第1巻の特典につくであろうドラマCDのシナリオとして書いているところです。
    乞う、ご期待!
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  • 武井、星野、荒木などの捜査一課メンバーについて、キャラクター作りのこだわりポイントなどお教えください。

    武井、星野、荒木などの捜査一課メンバーについて、
    キャラクター作りのこだわりポイントなど
    お教えください。

    捜査一課の課長である武井は、かつての加藤の上司です。
    面倒見がよい上司でありながらも捜査においては冷徹なまでの厳しさを見せ、それが、加藤が捜査一課を離れるきっかけとなりました。
    星野はかつて加藤が捜査一課にいたときの後輩で、加藤は星野の教育係的な役割を務めていました。
    しかし、ある事件をきっかけに加藤が捜査一課を離れてからは、星野は加藤に対して、置いてけぼりを食らってしまったような、複雑な感情を抱いています。
    星野の同僚である荒木は典型的なエリート刑事で、ろくに仕事をしていない現対本部を見下して馬鹿にしています。
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  • 新幹線立てこもり事件、加藤の過去の事件とトラウマ、次々と出てくるハイテクなガジェット、
    ヨコイツとファンのおばちゃんたちによる想像の斜め上を行く展開など、要素盛り沢山でしたが、
    今回のエピソードを構成する際にこだわった点・苦労した点を教えてください。

    新幹線立てこもり事件、加藤の過去の事件とトラウマ、
    次々と出てくるハイテクなガジェット、
    ヨコイツとファンのおばちゃんたちによる
    想像の斜め上を行く展開など、要素盛り沢山でしたが、
    今回のエピソードを構成する際に
    こだわった点・苦労した点を教えてください。

    最も苦労したのは、ご想像の通り、立てこもり事件とヨコイツファンのおばちゃんたちをどのようにミックスするかです。
    「新幹線に乗っている乗客たちは、普通じゃないほうが面白いのではないか?」という意見が脚本打ちで出て、話がどんどん膨らんでいって(横道に逸れていって?)、「横恋慕スターライツ」ファンのおばちゃんたちに行きつきました。
    僕の中では、かつてNHKでやっていた「祝女~shukujo~」という番組に出てきた韓流ファンの女性たちをイメージして書きました。
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  • なんと言っても横恋慕スターライツと、ファンのおばちゃんたちのキャラクターが強烈な印象を残しました。
    彼ら・彼女らの制作秘話があれば教えてください。

    なんと言っても横恋慕スターライツと、
    ファンのおばちゃんたちのキャラクターが
    強烈な印象を残しました。
    彼ら・彼女らの制作秘話があれば教えてください。

    1、「立て籠もり事件にしよう!」
    2、「普通のビルだと面白くないから、新幹線にしよう!!」
    3、「普通の乗客だと面白くないから、変な団体にしよう!!!」
    という流れで、「“横恋慕スターライツ”ファンのおばちゃんたち」に行き着いたのですが、乗客たちを個性的にすればするほど物語の本筋に絡ませる必要が生じてしまい(キャラが立っているのに本筋に絡まないと、ただの出落ちになってしまうので)、結局、立てこもりという膠着した状況を決定的にぶち破るところまでいってしまいました。
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